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『そこにいる人』

昨日読み始めた本のタイトルです

図書館へ行くのが好きで通っているのですが
借りる本を決める時の決め手は
「タイトル」とその本が持つ雰囲気 

CDで言うところのジャケ買いみたいな感じです

この本も書棚の間を歩きながら
タイトルと背表紙の雰囲気が目に入り
「これだ」と思い借りたものです


写真は本とは関係なく
Eさんが友人の結婚式で戴いてきたお花
菊なのかなあ~ 
拳大くらいの大きさで鮮やかな レタスみたいなきみどり色がキレイです

この本は
私の好きな感じの文章で
(表現がやや古い感じはするのだけど)
とても読みやすく さらさらと読めました

私は意外と結果がわかっても平気なほうで
むしろ好きでラストを読んでしまうのだけど

3分の1くらい読んだところで
最後のほうを読んでみたら
そこには1人の死が描かれていました




「死」を扱う本や映画 ドラマは見ていてやっぱり悲しくなるもので
それが主人公の家族だとなおさら

私には妹が2人いて
そのうちの1人は17年前に24歳でこの世を去っています

そのことが思い出されて
身体の奥の真ん中あたりがぎゅーっと誰かにつかまれたみたいに痛くなって
涙が後からあとからあふれてとまりませんでした

もう17年も経っていてもやっぱり悲しいのだな と
あらためてびっくりしたのでした

自分の中にある悲しみに対峙することは平気だし
涙がこぼれるのなら こぼれるままにしようと思うのだけど

いとも簡単に悲しみは姿を現すもので
そしてこんなにもまだ私は悲しむ
普段は忘れているのに
奥底にある何かがやってくる
それは色んな感情をともなって

罪悪感だとか無力感だとか言い訳だとか疎外感だとか

自分の幼さと想像力の足りなさと

そんな感情がやってくる




ほんの一行の文章に
私は揺さぶられてしまうのだ


玉羊羹みたいに
ぷるんと針先ほどの小さな傷で
またたくまに中身があらわになるような

表と裏が一瞬で入れ替わってしまうような

一瞬で一番深いところに到達してしまうような


本当にそんな感じで
私は揺さぶられてしまう

忘れられない一冊になりそうです

「そこにいる人」 矢口 敦子/作






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ミカ

Author:ミカ
お菓子をほおばった時の
とろけるような幸福感*
身につけた時にそんな気持ちに
なるようなアクセサリーを目指して
日々制作していましたが。。。
 
H19年9月に
一卵性の双子の男の子を出産
ただいま育児奮闘中~☆

制作日記が
育児日記になりつつありましたが

H22.2月 育児日記を別に作りました!
興味のある方は こちらをどうぞ↓
http://hutagolife.blog10.fc2.com/


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