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朝倉かすみ続けて読みました

朝倉かすみと言うのは作家の名前で
続けて2冊 彼女の本を読みました

『田村はまだか』と『好かれようとしない』
です

『田村はまだか』は
本屋さんに行くと必ずと言っていいほど前面に置かれているので
知っている方も多いかと思います

ピンク色のニットと白いパンツ(ズボン)をはいた
ひげ面の男の人が表紙の本で
本屋に行くたびに気になって気になって
買おうかな と手に取るのだけど
結局買わずに帰ってしまうことを何度か繰り返し

そうだ図書館で借りればいいんだーと閃き←遅いっ
借りて読みました

内容は ただひたすら「田村」を待つ話
小学校の同窓会があり同級生だった田村を
3人の男と2人の女がスナック「チャオ」で待つのです

もうね全然田村が来ない(笑

タイトル通り『田村はまだか』な物語

小学生だった頃の田村のエピソードをみんなが語ることで
田村像が浮かび上がってくるという仕掛けで
本人不在のまま物語が進んでいくのです

田村を待っている時間に
それぞれの日々のことが描かれているのだけど

それがね 恋なのかそうでないのか
でも胸がキュウっとなるような気持ちをかかえた女の話とか
仕事で走らされた男の話とかね

そういうのが
とても繊細に絶妙な言葉で描かれています
そしてそれぞれの名言があって
それがとてもいいのです!
ちゃんと「チャオ」のマスターがメモしてくれるので
読み逃しても安心して読めます(笑

で肝心の田村 まだ来ない(笑

どこで出てくるかは 読んでのお楽しみ☆ まだかな♪(・ ・。)(。・ ・)まだかな♪

『田村はまだか』 /  朝倉かすみ




写真は子供達が夕食を食べていた時のもので
「ミッキー!ねえママ ミッキーだよ!見てごらん!」と言うので
見てみると。。。

白いお皿が顔で脇にあるお椀とお茶碗が耳で「ミッキー」
本当にミッキーに見えるから感心しちゃいました!
子供のこういう想像力豊かなところや柔軟な心が大好きです♪

もう1冊は
『好かれようとしない』

鍵屋の男の人に恋をする女の子の話

読み始めた当初は選択を誤ったか?と思うほど
ちょっと受け付けない感じがして なかなか読み進められなかったのだけど
先週の日曜日 一気に最後まで読んじゃいました

なんでしょうね
恋の話なのだけど スウィートな感じがない
なんだろうー
淡々とした感じでもないし。。

主人公の女の子の性格と
物語が恋を中心にして動くというよりも
彼女の日々の生活の中に恋があるみたいに
描かれているからなのか

ベタベタと甘い感じがしないのです
表面上はサラサラした感じなのに
奥底でうごめく 何やらわからないゴソっと動くあれやこれやな感情
その彼女の気持ちの動きがね リアルでいい

だから淡々としてるわけじゃない
ちゃんと熱いのです 恋なのです

多分 女の人にしか理解できないであろう気持ちが
これまた絶妙な言葉と言い回しとで描かれていて
途中 私この女の子になってしまったんじゃないか?と思うほどでした
いわゆる過多な感情移入ってやつでしょうか(;´▽`A``

でもそれくらい引き込むほどの表現の巧みさと
心の動きや彼女のちょっと毒のある言葉や
普通の女の子が抱えるであろう普通の感情を面白く描けるのは
やっぱりすごい小説家なのだと思います

たとえば 年配女性の大家さんとそのお友達(これまた年配女性)に
心の中で毒づくところとか

家庭教師である彼女と その教え子(中2)の女の子との会話とか

彼女の親友とのハラハラするような
そこまで言っちゃうの?喧嘩にならない?と心配しちゃうような
言葉を選んで相手を挑発するようなあたり

女の人には なんでも言えちゃうのに
(心の中では 毒づけるのに)

その時の彼女の言葉が 
ああ わかるわかるーと言う感じで
そして クスって笑えちゃう

でも でも鍵屋の前では何も言えなくなってしまう
恋する女の子なのだ

鍵屋さんと女の子の会話で

鍵屋が
「やすやすと開けられない錠前を取りつけるのも鍵屋の仕事なんです」
「もしかしたら、それが鍵屋本来の仕事かもしれない」
と言うのだけど

それに対して心の中で彼女は

「錠前を取りつけられてしまったんだもの
 やすやすと開けられない錠前の鍵は
 この人しか持っていないんだもの」

と言う

この「この人しか持っていない」と言う感じ!
ああ 恋だなあ と
少し遠い目になってしまいましたε-(´・`)


話は変わりますが
私の大好きな歌でアッコちゃん(矢野顕子のこと←我が家ではこう呼ばれている)の
「ひとつだけ」と言う歌の中にも『鍵』が出てくる

『欲しいものはただひとつだけ』と歌うアッコちゃん 

そのどうしても欲しい1つのものが
「あなたの心の扉をひらく」鍵


どうして心って「鍵」がかかるって
表現されるのだろう?

どうしたって絶対にその鍵は見えるものじゃあないのに
そして それなのにどうして人は
その鍵を開けてみたくなるのだろう?

どうしてその鍵は誰か1人にだけ持っていて欲しいのだろう

そしてその誰かの心を開けられる鍵を持っているのは
私だけだと思うのだろう?もしくは思いたいのだろう?

それが恋ってやつなのでしょうか?
恋は面倒くさいねええ(笑

そういうのを面倒とか懐かしいと感じてしまうのは
もう女として終わってる?
ま いっか☆ε-(´・`) フー


なににせよ
鍵がキーなのね(笑

最後に私の好きなところをちょっと☆
主人公の女の子が訳ありベリーダンスの先生ヒロエ・Oに心の中でつぶやく言葉


『ヒロエ・Oのいう「きれい」と、わたしの「きれい」は違うと吹雪は思う。
 見せたい「きれい」と、見つけてもらいたい「きれい」は別ものだ。』

『わたしに足りないのは、見せたい「きれい」だけだと吹雪は思った。
 見つけてもらいたい「きれい」なら、ヒロエ・Oよりたんとあると思われる。』

絶妙~~~


恋してる人
できれば片思い中の女の子に 
または恋をしている気分を味わいたい人に ぜひ読んでもらいたい一冊です!


『好かれようとしない』 / 朝倉かすみ










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ミカ

Author:ミカ
お菓子をほおばった時の
とろけるような幸福感*
身につけた時にそんな気持ちに
なるようなアクセサリーを目指して
日々制作していましたが。。。
 
H19年9月に
一卵性の双子の男の子を出産
ただいま育児奮闘中~☆

制作日記が
育児日記になりつつありましたが

H22.2月 育児日記を別に作りました!
興味のある方は こちらをどうぞ↓
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